大和ハウス xevo LIMITED(奏でる家)建築の記録

大和ハウスで家を建てた記録を中心に書いていきます。

2020/12/02 地盤調査ガチャ

今回は地鎮祭について書こうと思っていましたが、よくよく考えたら地盤調査の方が先だったので、それについて書きたいと思います。というか地鎮祭は時系列的にまだまだあとですね。

 

地盤調査

土地決済の前に売主さんの許可を得て、地盤調査を実施してもらいました。本当は立ち合いたかったのですが、平日で仕事のため、終了後に写真と結果をいただきました。方法はスウェーデン式サウンディング試験という一般的なものです。スクリューを地面に突っ込んでいき、深さ方向に進むのにどのくらいの荷重が必要かで地盤の強さを評価するようです。この評価結果次第で地盤改良の方法が決まり、費用が決定するわけですね。我々の土地では基礎の外周部6か所と、中心1か所の計7か所調査したようです。

以前どこかのハウスメーカーの営業さんが教えてくれた情報によると、軟弱な層が表面から2mくらいまでの深さであれば、表層改良工法というセメントと土を混ぜて固くする方法で、費用は50万円程度、2~8m程度であれば柱状改良工法という基礎の下にコンクリートの柱を作るもので、費用は100万円程度、さらに深くまで地盤が軟弱な場合は小口径鋼管杭工法という地面に鋼管をぶち込むもので費用は200万円くらい覚悟しといた方がいいとのこと。正確な費用は深さや面積にもよるのであくまでも目安です。ほんと地盤調査はガチャですね。

 

地盤調査結果

調査当日は結果が気になって仕事に集中できなかったですwその日の夕方、営業氏が速報をメールで連絡してくれました。それによると、およそ2mの深さにかなり頑丈な層があり、それより浅いところは軟弱という結果でした。これは一番安い表層改良工法でいけるのでは?と期待しました。どの方法で強化するかは設計が検討し、決定するということで後日打ち合わせで結果の詳細と合わせて話してもらいました。

まずは結果の詳細です。下の結果は7か所調査したうちの一例で、軟弱な層が最も深かった箇所です。

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「ジャリジャリ」?「スルスル」?

スルスルって何よ?そんなスルスルスクリューが入っていったのか?不安です。

ただ、この調査位置では深さ2.47mで頑丈な層があり、それより深くにはスクリューが進めなかったとのことです。他の調査位置でもほとんど同様の結果で、頑丈な層は1.8~2.5mの深さにあり、その深さまでは補強が必要とのこと。設計氏曰く、我々の土地の地域の典型的な結果だったとのこと。

そして気になる補強方法ですが、柱状改良工法を推奨しますとのことでした。表層改良工法ではなく、柱状改良工法の方が安心ですと。そんなこと言われたら当然柱状改良工法です。

その後、方法の詳細を教えてくれました。それによると500mm径のコンクリートの中心に76mm径の鋼管を入れた柱を30本、地盤調査で観られた頑丈な層に立てるというものでした。これはタイガーパイル工法というようです。思ったより太いし、本数も多いんだなぁという印象です。そして地盤改良に掛かる費用は税込み128万円。値引きしてくれて税込み110万円でした。もともと予算で地盤改良に100万円見込んでいたので、ガチャの結果としてはアタリでもハズレでもない感じですね。

打ち合わせが終了し、帰る準備をしていたところ、「もし地盤改良の工事で何か(井戸とか)見つかったら撤去費用どうするか相談させていただきます」と営業氏から怖い発言。なんでこう不安になるようなこと言うかなと恨みながら帰宅しました。まあ後日の杭打ちの工事で何も見つからなかったので良かったんですが。

 

次回

次回は設備決めの話です。