大和ハウス xevo LIMITED(奏でる家)建築の記録

大和ハウスで家を建てた記録を中心に書いていきます。

ハウスメーカー決定!

大和ハウスパナソニックホームズ、ヘーベルハウスセキスイハイムの4社から契約前の間取りと見積をもらったわけですが、いよいよハウスメーカーを選定し、契約する段階にきました。というか、大和ハウスからそろそろ決めてくれとプレッシャーを掛けられていた。

今回は4社の中から大和ハウスを選んだ理由について書いていこうと思います。

 

ハウスメーカー比較項目

当たり前ですが、当該4社はそれぞれ魅力的なところ、微妙なところがあり、正直どこと契約すればいいのかわからずにいました。そこで、仕事でも使っているトレードスタディ的に4社の提案を比較して、決めることにしました。仕事ではないのでかなりざっくりな感じですが。

まず、優先度別に次の項目で各社を比較することにしました。

  • 優先度高:金額、防音性
  • 優先度中:耐震性、メンテナンスコスト、間取り
  • 優先度低:外観、設備、サービス

金額は重要。破産したくないので。

防音室の防音性能も重要です。隣の家が近いので、ピアノを弾いても気にならない程度にしたい。ご近所トラブルになると何十年と揉める可能性があるのでここは慎重になります。

耐震性も重要ですが、大地震が発生しても倒壊しない程度であればいいかなと。土地的に水害や土砂災害のリスクも低いですし。

メンテナンスコストも大事ですね。特に壁、屋根の塗り替えはコスト掛かりそうなので余裕があれば耐候性の高いものにしたい。

間取りはまだ修正可能でしょうが、最終見積時の間取りがベースになるので、ひとまずこれで比較。

外観は私はどうでもいいと思っていましたが、妻は気にするので、一応比較項目として入れてみました。優先度低ですが。

キッチン、トイレ、風呂等の設備はハウスメーカーによっては選択肢が限られる場合もあるので、比較項目としています。

サービスはハウスメーカーによっては、エアコンやカーテン等を付けてくれるというとこもあるので、比較項目として入れています。

各比較項目ごとに10点満点で点数付けし、優先度によって係数を掛け、その合計点で比較しました。

 

比較結果

まず金額は、安い順に次の通りになりました。

  1. パナソニックホームズ
  2. 大和ハウス
  3. セキスイハイム
  4. ヘーベルハウス

なお前提条件として、土地代1280万円、地盤改良100万円(予算取り)、ローンにかかる手数料や登記費用などは各社一律にして比較しました。

パナは妻の実家からの紹介割で値引きがかなり大きかったですね。ヘーベルハウスは当初は我々には手が届かないと思っていましたが、思ったほどではなかったです。まあ、一番高いですが。

 

次に防音性は満足度順に次の通りです(あくまで主観ですよ)。

  1. 大和ハウス
  2. パナソニックホームズ
  3. ヘーベルハウス
  4. セキスイハイム

大和ハウスとパナは展示場で防音室を体感できたので安心感がありました。どちらも防音性能満足でした。ただ、大和ハウスは独自に研究開発していて、力入れているなぁと。パナは外部委託による防音工事とのこと。ヘーベルハウスヘーベル版が音を防ぐということは展示場で体験させてくれましたが、部屋になった時とピアノの音に対してはどうなのかということが不安でした。セキスイハイムは下記リンクから前回記事をご参照ください。

 

次は耐震性について安心度順に次の通りです(これこそ感覚です)。

  1. セキスイハイム
  2. ヘーベルハウス
  3. パナソニックホームズ
  4. 大和ハウス

セキスイハイムの鉄骨ラーメン構造、高い工場生産比率による安定品質。最強。ヘーベルも強そう。パナは地震保証による安心感。大和ハウスは、耐震性について特にアピールがなく、未知。

 

メンテナンスコストも想像で無理やり順位付けして次の通り。

  1. セキスイハイム
  2. パナソニックホームズ
  3. ヘーベルハウス大和ハウス(同率)

セキスイハイムはタイル壁とステンレス屋根で塗り替え不要。パナもタイル壁。ただタイル壁は塗り替えは不要だけど、目地やガスケットは劣化するのでメンテ要。ヘーベルハウスは30年目のメンテナンスで高額な費用がかかるという噂が‥。大和ハウスはあまり耐候性の良いものを使っているイメージがない。営業氏によると壁と屋根は30年もつコーティングを使っていますということだけれど、信用はしていない。

 

間取りの良さは次の順番。

  1. 大和ハウス
  2. パナソニックホームズ、ヘーベルハウス(同率)
  3. セキスイハイム

大和ハウスはリビングダイニングが広くできていて、スタディスペースもあり、いい感じ。他3社は甲乙つけがたいのですが、セキスイハイムはユニットなので間取り修正しようと思うと制約が出てきそうで怖い。

 

外観の順位は次の通り。

  1. パナソニックホームズ
  2. 大和ハウス
  3. ヘーベルハウス
  4. セキスイハイム

パナのタイルはおしゃれ。大和ハウスは特徴なく、普通。ヘーベルハウスは無骨でかっこいいけど、妻の反応はいまいち。セキスイハイムに外観の良さを求めてはいけない。

 

設備については基本的にどこも各メーカーから選べるが、セキスイハイムはお風呂が積水化学のものしかダメというのが気になる。

 

サービスについては次の通り。

  1. 大和ハウス
  2. パナソニックホームズ
  3. ヘーベルハウスセキスイハイム(同率)

大和ハウスはエアコン2台(最終的には3台になりました)、カーテン、浴室乾燥、照明をサービスしてくれる大盤振る舞い。パナはエアコン1台サービス。ヘーベルセキスイハイムは特になし。

 

各項目で点数付けし、総合得点を出したところ、順位は次の通りになりました。

  1. 大和ハウス
  2. パナソニックホームズ
  3. セキスイハイム
  4. ヘーベルハウス

大和ハウスはあまり特徴ないなーと思っていたのですが、その分あまり悪い点がなく、総合的に高得点となりました。パナソニックホームズもバランス良かったのですが、一歩大和ハウスに及ばず。セキスイハイムは防音性が大きく足を引っ張りました。ヘーベルハウスは耐災害性を求める人にはいいと思いますが、我々にとっては過剰でやはり金額が響きました。

ということで、我々は大和ハウスと契約することにしました。

 

次回

次回からは外装、内装、設備、外構など打ち合わせで決めていった話を書いていこうと思います。